2020-12-19

COVID-19拡散タイムライン仮説

本来既存コロナウイルスであり、世界に偏在していた。

そのうち、欧米いずれかの株が現在COVID-19と呼ばれる株になった。

初期の頃はほぼ重症化せず、通常の感冒症状、状態によってなんらかの肺炎を起こす程度であった。

感冒症状であれば、自然治癒していたし、「なんらかの肺炎」は起因菌が断定されず軽快、もしくは重症化して死亡しても「肺炎」として見過ごされてきた。

そのうち、無症状で他者感染させる性質を獲得し、静かに欧米に広がって行く。

そして、重症化させる性質を徐々に獲得し、欧米のいずれかの地域蔓延して行く。

しかし、当該地域医療事情により、感冒もしくは市中肺炎として処理されて行く。

欧米重症化させる性質の高いものが、中国に持ち込まれた。

そして、一部地域でこれまで見過ごされてきた感染の広がりやすさと、重症化しやすさにある医師が気付き、報告する。

それまでに、欧米などでCOVID-19はすでに蔓延していた。

しかし、一部地域では十分行き渡っていなかったり、季節的にウイルス活動性が弱い時期に流入しており、拡散が十分ではなかった。

中国は早急にハード対処して、ウイルスを根絶する策を取った。

一方、欧米を中心にすでに偏在している地域では、冬場を迎えて一気にCOVID-19の活動性が上昇し、いわゆるオーバーシュート様相を呈した。

特に欧米から渡航制限に遅れをとった地域を中心に、COVID-19は拡散し、感染拡大が早期に進んだ。

一方、中国欧米の状況を見て、渡航制限など行った諸国は、感染の広がりは確認されたが、感染対策を十分に行ったため、欧米などと比べると拡大はある程度コントロールされた。

その後、季節要因もあり、感染確認されても無症状や軽症患者が増え、経済的要因のため感染対策は緩和される。

それは、欧米もその他の諸国も同様であった。

しかし、そのことにより、感染やすいCOVID-19は無症状感染者を渡り歩いて、一定数が生き残る状況になった。

欧米は引き続き感染蔓延しており、ウイルス活動性が上昇する季節を迎えて、再び感染拡大の様相を見せる。

そして、欧米などに遅れて、COVID-19が蔓延している状態で初めてウイルス活動性が上昇する季節を迎えた諸国は、欧米が置かれた状況を、1シーズン遅れて直面することになる。

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