2020-10-11

日本学術会議問題本質

まずはこれを読んでおいてほしい

https://news.yahoo.co.jp/byline/enokieisuke/20201010-00201972/

本題に入ろう

日本学術会議は国の機関であり、総理大臣の所轄である

日本学術会議メンバーは、既存メンバーから推薦されて総理大臣が任命する。

学問の自由がと言う人もいるが日本学術会議メンバーでなくても学問はできるし、その活動邪魔はされていないと思う。したがってこの筋の反論は見当はずれである

→国の機関であるのに、チェック者がはっきりしない。日本学術会議内で自浄しろと言わんばかりの体制だ。(実際そうなのだろうが)チェックできるタイミングは推薦された時に総理大臣確認するときだけになっている。

政府勧告するための機関でもあるのである程度切り離した独立性の組織である必要があるのだが、誰がちゃんとチェックするのかという部分で構造上の問題がある。(内部が腐ったり問題のある会員がいたり増えたりすると仕組みとして自浄が期待できなくなる)

解釈だとか細部で色々な意見があるとは思うが、自分の考えとしては国の機関として予算も貰って活動しているのに日本学術会議という組織健全運営されているか問題のない会員で構成されているか第三者がチェックできる構造になってないのが最大の問題だと思う。

総理大臣問題あるかないかも焦点になるだろうが、国の機関として勧告を行う半ば独立した機関であるのに対し、その機関監視しチェックする第三者判断が入らない閉鎖的な構造になっているのは明らかに不味い。

こんな構造をしていたら、日本学術会議問題が生じている時に今回のように総理大臣が推薦を拒否するという形でしかチェック機能を実行するしかなくなる。

日本学術会議政府勧告するある程度独立した機関であるとともに、第三者のチェック機能が入る・働くような構造を盛り込む必要がある。

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