2020-09-01

在宅勤務は悪なのか

昨日からずっと考えている。

現在コロナウィルスは弱毒化しており重症患者も急激に増加していない、という判断のもと原則出社になっている。

緊急事態宣言時には全社一斉在宅勤務をしていた。

しかしそこでかなりネガティブな印象を持ったようで

社長含めた上層部が「在宅勤務では絶対生産効率は上がらない」「サボる」と、在宅勤務は悪と言いきっている。

うちは関東にある子会社なのだが、地方にある親会社原則在宅勤務となっている。

既に親会社内では「あそこの子会社関東なのに原則出社している」と噂になっている。家族と共に出向している方は「地方親会社に戻りたい」と口にしている。

上層部はこれからどんどんこの子会社の規模を拡大していきたいらしいが、人員増員に支障が出るのではないだろうか?

極端に言えば「命と仕事どっちが大事なんだ」という問いになるだろうが

コロナはもう怖くないから、従業員の命は脅かされない」という結果論(というよりも思考停止による改善放棄)が上層部蔓延しており、議論が起こる気配すらない。

人との接触を下げる事がコロナウィルス感染確率を下げるという事は明確になのに原則出社を命じるという事は

従業員健康を守ることより、業務効率を優先したという事だ。

出社することで増加or低下を防げる業務効率とは?そもそも業務効率はどうやって測る?そこに定量的な背景はあるのか?

それを上層部コントロールしている?しようとしている?

…おそらく何も案はない。

単なる【お気持ち】で従業員健康を軽んじて扱っている。業務効率という面目でそこから目を背ける上層部の事を、我々下っ端はしっかり見ている。

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