いろんなものを「母語が何か」で分ける風潮はクソだと思ってます
他にもたくさんあるだろうけど、こんな感じで言語が違うと別のものとしてとらえる傾向があるのは、本当に嫌い。
「イメージが違う」のは別に良いだけど、語義を勝手に別ものにして「この二つは本当は別物です!」とか言うの本当に勘弁してほしい。
カフェオレは牛乳入りコーヒーという意味のフランス語。カフェラテはコーヒー牛乳という意味のイタリア語。何となく、感覚として、カフェオレがドリップコーヒーを使ったコーヒー牛乳で、カフェラテがエスプレッソを使ったコーヒー牛乳だと思っている人がいるけれど、どちらも同じ意味。
ちなみに「コーヒー牛乳」と表現すると乳製品扱い、つまり牛乳にコーヒーの風味ををちょっと加えたものだと思っている人もいる。
どっちもスペルは同じなんだけど、ピザははフランス語読み、ピッツァはイタリア語読み。何となく、ピザはパン生地に近く、ピッツァは生地が薄いイメージ。ちなみにピザカッターが一緒に出てくるのはピッツァ呼ばわりされる。
ちなみにこの二つはもちろん同じ意味。
どちらもスペルは同じcurryなんだけど、カレーは日本語読み、カリーは英語読み(タミル語読みでも可)。何となく、カレーは白いご飯にかけるジャガイモ入りのもので、カリーはサフランライスやナンと一緒に食べるタイプのイメージがあるけれど、どちらも同じ意味。
他にも「家庭料理はカレーで、本格派のものはカリー」と分ける人もいる
ちなみに、鍋で茹でるものをライス、鍋で蒸すものをご飯、とも呼びますね。(ライスの作り方だとでんぷんがお湯に溶け出して、それが最終的に破棄されるため、米がパラパラになる)