2020-08-18

何となく分かってきた

合気道を始めて16年ほど経った

力負かせに技をしていたが力を使わないで投げる技術を学んで如何に筋肉を落とすかに努めてきた

ふと今しがた1957年の翁先生演武youtubeで見たら何の思惑で動いているのかが分かるようになっていた

始めたばかりの時見た感想はいやそうはならんだろだったのがあれが誘い手でああやって崩して投げてるのかと感心してしまった

50年以上前存在していた技術に今更感動してしまった

合気道大東流合気柔術御式内天神真楊流柳生心眼流柳生新陰流鹿島新当流、講堂館柔道とかを学んで合気道の技に取り込んでいるから簡潔にいうと"当時の"使える技全部取り込んでみたっていう武道

つい最近、格闘系youtuberが合気道ネタ炎上してたが、効く効かないっていう話ではないのは理解して欲しい環境が違うのだ

合気道の技は素手の技と太刀技で同じ動きをすることが出来る

技を教えるとき太刀を握らせて教えたりもするわけだが、要するに腰に差した刀で相手を切りつける技法が詰まっている武道であるわけで総合格闘技で使えるかどうかってのは戦闘の条件が違うとしか言えない

その前提を説明するとして例えば帯刀している人間に取っ組みに行ったら半歩引いて抜刀されて斬られるのがオチである

なら抜刀させないために手や他の部位を捕りに行けば片手捕り、諸手捕り、肩捕りなどなど合気道の技を使えるわけで悠々と抜刀して斬って終わりだ

それなら武器を持って挑もうかとなるが安心してくれ

合気道には武器技として太刀、杖、短刀武器捕り技も教わる

(対銃は習ってないので知らない)

ただ問題はその技法を十全に発揮できる環境存在しない(発揮したら相手は大怪我してる)しそれを身に付けれる才溢れる人材が限られて合気道は使えないと言われることだ(修得難度が高いので短期的に強くなるならボクシングしてた方がいい)

正座状態で殴られるor斬りかかられるのをどうにかする技術を使う環境現代日本ではないので使えない武道であるのだわな

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