合気道を始めて16年ほど経った
力負かせに技をしていたが力を使わないで投げる技術を学んで如何に筋肉を落とすかに努めてきた
ふと今しがた1957年の翁先生の演武をyoutubeで見たら何の思惑で動いているのかが分かるようになっていた
始めたばかりの時見た感想はいやそうはならんだろだったのがあれが誘い手でああやって崩して投げてるのかと感心してしまった
合気道は大東流合気柔術、御式内、天神真楊流、柳生心眼流、柳生新陰流、鹿島新当流、講堂館柔道とかを学んで合気道の技に取り込んでいるから簡潔にいうと"当時の"使える技全部取り込んでみたっていう武道だ
つい最近、格闘系youtuberが合気道ネタで炎上してたが、効く効かないっていう話ではないのは理解して欲しい環境が違うのだ
技を教えるときも太刀を握らせて教えたりもするわけだが、要するに腰に差した刀で相手を切りつける技法が詰まっている武道であるわけで総合格闘技で使えるかどうかってのは戦闘の条件が違うとしか言えない
その前提を説明するとして例えば帯刀している人間に取っ組みに行ったら半歩引いて抜刀されて斬られるのがオチである
なら抜刀させないために手や他の部位を捕りに行けば片手捕り、諸手捕り、肩捕りなどなど合気道の技を使えるわけで悠々と抜刀して斬って終わりだ
(対銃は習ってないので知らない)
ただ問題はその技法を十全に発揮できる環境が存在しない(発揮したら相手は大怪我してる)しそれを身に付けれる才溢れる人材が限られて合気道は使えないと言われることだ(修得難度が高いので短期的に強くなるならボクシングしてた方がいい)
本部強くて何が悪い