2016年の国の方の「無電柱化の推進に関する法律」で国交省が動き出したのが大きいけど、都でも条例が制定されて後押しされやすくなった事自体が大きな成果だよ。「無電柱化の推進に関する法律」も国会議員時代の小池が参加してたね。
現場ではその時点で計画されていた無電柱化を前倒ししていく動きも生まれた。まぁ各事業者ができる範囲で計画してきた工期を縮めるのは無理があってそこまで縮んでる訳じゃないが。
元々、無電柱化工事なんて数百mの1工区の範囲でも全体を通して4,5年は軽くかかるような工事なので、条例が制定されてから前倒しになった最初の計画すら終わらんレベルなので「電柱ゼロ」の結果自体は任期一期程度で絶対に達成できるようなもんじゃないよ。
海外みたいに素早くできないのかって?土地も余ってて地震も心配しないなら広い歩道に軽く埋めるだけでいい海外の方式でもいいけど。無電柱化って一番は防災が目的でしょう。その辺りは国交省が検討してるので興味あれば調べてみてくれ
無電柱化を進めるのに一番大事なのは「国」と「都道府県」の連携で、国道を埋めるのにも交差する都道側と協議はするし都道を埋めるのにも交差する国道側と協議もするし連携は必須だ。
お互いの関係者がより迅速に無電柱化を進めていく決まりになって100年かかる大事業が90年で済むかもしれないきっかけ作りにはなったはずでそこは評価すべきだと思う。