女性アーティストが六時間自分の身体を観客に任せた記事を読んで思い出した
地面に財布が落ちてて、キョロキョロしたら周りに誰もおらず私は財布を拾ってコートのポケットにいれた。高揚感があってドキドキした。私は財布の中身をこっそり抜いてお金を奪うこともできる。他人の大切なものを私が持っていることに対する優越感
その後、母親と会って「財布を拾ったから交番に行って」といい、警察に行った。
警察官が財布の中身を取り出してみる取り調べみたいなことをして、私にどこで拾ったのかとか色々聞いてきた。財布の中には免許証やお金が入っていて、他人の財布の中身を見るという非日常エンタメを楽しんでいた。「自分は今、良いことをしている」という事実にも酔いしれていたんだろう。
財布の中身は大切なものだらけだったので、すぐに落とし主が財布を引きとって、私にお礼をしてくれた。
あのときの他人の大切なものが自分の手元にあり、自分はそれをどうとでもできるという感情はおそらく一生忘れられない
それでも、私は他人に意図的に危害を加えるということを一生しない。
自分の心を綺麗なものだと、自分は普通の人間なんだと、自分は良い人間なんだと思っていれば
自分が他人を傷つけたという事実は自分にとってキツイものになる。人間って別に傷つけようと思ってなくても他人を自然に、無意識に傷つけちゃうし。
頭がおかしい人間なら他人をいくら傷つけようとも罪悪感なんか微塵も感じないが
知能が低い人のポエムってなんとなくエビの尻尾に似てますよね。意味はとくにないです