2020-02-08

左翼が衰退した理由

最近飲み会で、何かの流れで朝日新聞の話になったんだけど、「ああ、朝日新聞って反日だよね」「そうそう」みたいな会話が普通に飛び出して、正直びっくりしてしまった。これまで「朝日新聞反日」みたいな認識を持っている人ってさすがにネットの中の一部の人だけだと思っていたのだけれど、うちの会社普通社員たちからカジュアルにそういう言葉が出てくる時代になったんだなと。

でも、確かに考えてみると、普段目にするTwitterヤフー掲示板では当然のように「朝日新聞反日」「民主党反日」「左翼反日」といった意見が目立っている。そしてそういう意見にたくさんの賛同がついている。となれば、そりゃその考え方が世の中のメジャーになるよな、と。

ネット上のそういう意見に対して、朝日新聞民主党勢力もまともな反論なり訴訟なりを起こすことなく、あくまネット上の便所の落書きみたいなものだと軽視してきたことが、今になって最早変えることのできない世の中の風潮と化してしまったんだろうなと思った。左翼ネットを舐めてたんだと思う。きちんと反論訴訟、時には工作を行わなかったせいで、取り返しのつかない場所に追いやられてしまった。ここまでナチュラル左翼=悪という空気ネット上に出来てしまったら、もう挽回するのは無理な気がしている。

  • 言うて「ネトウヨはアホ」という価値観も広まってるし…

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