15年前にはできた傍若無人な取材や、嘘大げさ紛らわしいという報道が、許されなくなったことだ。
自分たちは、まだ、一方的に情報を発信し、そして、糾弾される側ではないと考えている。
貴族制が終わっても、まだ貴族としての特権を持っていると誤解しているのである。
どんなに偏った嘘でたらめの報道をしても、SNSがなければ、泣き寝入りしかなかったのが15年前だ。
しかし、いまは違う。
一方的に編集し、虚を実と言い、白いものを黒いということは不可能になってしまった。
「報道は嘘も言うものだし、TVや新聞はトンデモな取材をするから眉に唾をつけて取材を受け、最終チェックを取材の条件にせよ」
というのがコモンセンスになった。
これを「世間がネトウヨ化した」というのがオールド左翼報道の嘆きとしてとらえる人間は多いが、実際には、
「言ってることの反対のコメントを紙面に出す」
「借りたものを返さずに紛失する」
「悪意に満ちた報道であることを明かさずにデマ拡散に利用する」
という事例に、一切の責任を取らなかったことが問題なので、きちんと放送倫理と報道倫理を見つめなおして取材してほしい。
正直、ネットのまとめサイトと大差ない事例が詰みあがりすぎてる。
街の声を「ほしいコメントが出るまで粘る」程度ならそこまで文句は言いませんよ。
ほんとに。