Googleトレンドでアメリカでのトレンドを見てみると、GAFAは2009年から2010年にかけての2年間もてはやされたワードらしい。しかしTwitterで見ると2010年のGAFAはGafa Gamyというラッパーさんに対する言及が多い。オーストラリア中央部の不毛地帯を卑下してそう呼ぶこともあるようだ。
GAFAをBig fourの意味で使っているのが確認できるのは2014年から。EU絡みで使われている感じもする。クオーツのこの記事 https://qz.com/303947/us-cultural-imperialism-has-a-new-name-gafa/ の前後から使われるようになってる感じ。
https://trends.google.co.jp/trends/explore?date=all&geo=US&q=GAFA
一方日本では2018年から急に使われ始めた歴史の浅い言葉のよう。
https://trends.google.co.jp/trends/explore?date=all&geo=JP&q=GAFA
ITmediaの記事によると2016年8月の日経新聞が国内最初だろうとのこと。翌9月、経産省の報告書にも記述が見られるという。2017年12月にNHKが特集を放送してから人口に膾炙するようになったという。NHKの影響はGoogleトレンドでも見て取れる。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1806/29/news112.html
英語版のWikipediaではGAFAのリファレンス先はアクセンチュアになってるな。アクセンチュアが言い始めたって可能性もあるのか?
実際Googleトレンドで他の略称を検索してみると アメリカだと一番FAANGが多いんだよね。最近だと。 https://trends.google.co.jp/trends/explore?date=all&geo=US&q=GAFA,FANGA,AGFA,FAANG でもやっぱり日本...
さすがにGoogleトレンドは参考程度に留めるべきかと… いずれも株式市場における注目株という意味合いが強いし その場その場で勢いのある企業を組み替えているにすぎないよ