ってよく言ってる人いるけど、本気で言ってるのか?
いや、初詣に行くとか、クリスマスを祝うとか、そういう表面的な話ではなく、
日本人の歴史と文化の中に刷り込まれている宗教観は自覚していないだけで、あると思うぞ。
そもそもインドから中国を経由して流れてきた仏教を、自分たちのローカルな神を混ぜて魔改造したのが
そのときから、日本ではキリスト教やイスラム教のように強い神の宗教、強い経典のある宗教ではなく、
生活の中に溶け込ませることで、透明化させた宗教を作り続けてきたわけよ。(もちろん宗教側からの要請もあれば、時の権力者からの要請もあって)
現在の象徴としての天皇もなんかよくわからんけどすごい人、尊敬できる人って思ってる人が多い時点で、
なんかしらんけど天皇すごいし尊敬できるって思ってる一般人は、別に国家神道をあがめているわけではなく、
国家神道なんかと天皇は切り離されてなんかすごいって思われてるわけで。
その、なんかしらんけどすごいし、尊敬しとこ(ご利益あるかもしれないし)っていうのがそもそも宗教の源泉だしね。
というわけで、自分は無宗教です!と恥ずかしげもなく言える人は、自分の思想の中に入り込んでいる宗教観を今一度確認した方が良い気がする。
天皇制に賛成とか反対とかおいといて。
土着の原始宗教である多神教を狂信的に信じていて、 先進的な一神教(キリスト教など)を馬鹿にしているのが特徴。