不安は今は小さい。俺の話を聞いてくれる友の存在は俺を救ってくれている。俺はあいつの事をやはり好ましいと感じている。自覚していたよりも強く、俺は気に入っている。わからないが俺は今とても心が嬉しい。
車窓の山畑はうつくしく、流れる時間は緩慢で、街は馴染みある小ささをもって俺を迎えてくれているように感じられる。
本当は、こういう街でゆるやかに家族とともに暮らしたいのだろうな。俺はこういう地方が好きなのだ。刺激なんてものはそんなに必要じゃない。
俺は有名な大学を出た。大手に就職した。高給をとれるようになった。
俺にとっての幸せ。
俺にとってのプライマリー。
俺は俺が愛した人と一緒にいたい。それはただそれだけだってことにいまさら気がついた。俺は人を愛している。これは特定のパートナーということでもあるし、俺の親しい友達ということでもある。この暖かい気持ちが俺の全てなんだ。
愛している人と、一緒にいられる事を最も重要視するべきなのだ。
俺は愛だけを焚きこめて生きられるようにしよう。
俺のテーマは愛だ
人に対するどうしようもないほどの興味関心と、彼らの無事を祈り、彼らの変化を見つめ続けたいと思う気持ち。もちろん、彼らの負担にならないように。
俺はみんなを愛している。
この愛を歌って、この愛を語って、この愛を全身で世界に表現していこう。俺はこういう風に生きたいんだ。
俺は愛を求めているに過ぎないのだ。
仕事なんてものは、俺が愛されるための経験を得るだけのファンクションしか持っていない。
どういう仕事をしているのが格好いいのか。どういうライフスタイルで生きていくのが愛されることに繋がるのか。俺はそれを考えるべきなんだ。
うんこ
重いって言われない?