■就活生に送る 狩猟型ビジネスと農耕型ビジネスの違い

企業を見るうえで、どっちに属するかよく考えたほうがいいよ。

就活生に送る 狩猟型ビジネスと農耕型ビジネスの違い

上段が「狩猟型ビジネス」、下段が「農耕型ビジネス」

利益の源泉

• 狩猟場（マーケット）の大きさによる。狩猟場は限りなく広がっている。
• 小作人の生産力による。農耕地（マーケット）は耕して土を育てる必要があるので簡単に広がらない。

利益をより増やすために取るべき戦略。

• 狩猟場をさらに広げ、狩猟場を独占する方法を第一に考える。
• 現場でカイゼンさせて小作人ひとりあたりの生産性をあげつつ、小作人への報酬を下げる方法を第一に考える。

得られた利益の分配

• 役割に応じて分配する。大きなリスクをテイクしたものが より多くの報酬を得る。
• 半分は小作人同士で均等に分配する。残った半分は将来の災害に備えて地主がプールする。

利益に貢献しないメンバーへの対処

• その場で切り捨てて置き去りにする。そいつが将来 競合に成長してしまっても自業自得なので仕方がない。
• 逃げ出すまで村八分にする。村八分にされているのは自己責任なので仕方がない。

よそから移ってきた 新しいメンバーに対して

• 「役割」が与えられる。利益に貢献するかしないかで判断される。
• 「家族」になる。秩序を乱すかどうかで判断される。

マーケットが大きな災害にあってしまった場合

• 新たな狩猟場を探して移動する。（全員でリスクテイクする）
• 小作人への報酬を切り詰めて乗り切ろうとうする。（地主は農耕地を捨てない）

思ったこと

• 人口増加ボーナスを受けて勝手に右肩上がりで成長した時代なら、農耕地で死ぬまで地主に使われるのも良かったかもね。
• でもこうなっちゃうと農耕型ビジネスはクソだな。
• よく考えたほうがいいよ。

Permalink | 記事への反応(1) | 14:14

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