帰り道にある定食屋さんが潰れた。
正確には、潰れてたのを最近知った。
2、3ヶ月に一回行くくらいだったので、残念だなぁと思う反面、行く場所減ったなとか最後に食ったのいつだっけと思う程度で、あまり気に留めていなかった。
ただ、たまに食いたくなる魚定食のこと、無愛想なおじさんの店主、フラフラと足の悪い笑顔のおばちゃんの「いらっしゃーい」と言う声は、よく覚えている。2人とも50後半〜60くらいだったかな。
今日、帰り道に簡単に夕飯を済まそうと駅前の松屋によって、ハンバーグ定食頼んで席に着くと、「ハンバーグ定食いっちょう!」の聞き覚えのある声。
顔を上げると、店員さんはその定食屋のおばちゃん、胸には研修中のマーク。
結構夕飯のピークだったこともあり、店内カウンターは満席で店員さんたちは慌ただしく働いている。
多分バイト仲間は20代前後の学生や留学生の中で、歯を食いしばって、足元おぼつかない中で、一所懸命におばちゃんも働いている。(これ以外に表現できない)
オーダーミス?なんか声の出し方でバイト仲間に軽く叱られるおばちゃん、
お客さんが入退店すると、いち早く「いらっしゃいませ」と声を張るおばちゃん、
色々と確認しながら前のような笑顔なく真剣に給仕するおばちゃん、
定食屋の馴染みでもなかったので、声かけたりしなかったから、もともと定食屋もパートで、単純にパート先を変えたとかそう言う簡単な話だったのかもしれないが、それにしても、ゆっくりした足取りで笑顔で働くおばちゃんとはかけ離れすぎてて、身につまらせる思いがした。
定食屋の店員は見世物じゃねえんだぞいい加減にしろよクズ
でもキモくて金のないおっさんが飲食店で注意されながら一生懸命働いていると見苦しいと思ってバカにしてしまうんですよねわかります