2019-02-10

読解力

最近マンガ感想まとめとか読んでいると、びっくりするようなコメント散見する。

漫画は絵があるから理解やすい、というのは本当ではないらしい。

具体的には、

物語は作者の意見の一側面であって、普遍的真実定義するものではない、ことが分かっていない。

②作中の人物の役回りと、その役回りを元にした発言意図を、客観的にみられていない。

自分意見他人意見区別がついていない。

ような場面によく出くわす。

②は謙虚意図を他の人と話題にすれば良いし、③は批評家にありがちではあるけれど、

①の人たちは日常生活に支障をきたさないのだろうか。

僕らはいろんな考え方に触れながら生きていて、マンガ小説映画表現手法の一つにすぎない。

物語には、納得いかないこともたくさんあるかもしれない。

でもそれは登場人物にとっては正しいこともたくさんある。

そのギャップが、物語の中を生きていない僕らの心に刺さるのなら、その物語はきっとキラキラしているのだ。

から理解が及ばなくともこれは物語なんだと理解してほしい。

そして、どう感じたかを語ろう。

納得いかなかったという意見だっていい。それは否定とは違う。

  • 例えば「差別をしてはいけません」という文脈をストーリーで構成するためには 絶対に「差別する人間」を登場させなければならないのに 「差別する人間」が出てきただけでこの作者は...

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