海賊版「ブロッキング」法制化断念 政府、広告抑制など総合対策で対応
https://www.sankei.com/economy/news/190114/ecn1901140005-n1.html
今月下旬招集の通常国会への関連法案提出を検討してきたが、憲法上の権利を侵害するおそれがあることなどから、法制化は時期尚早と判断した。
総合対策は、出版社の枠を超えた漫画やアニメの正規版サイトを後押しするための「事業者間協力の構築」▽海賊版サイトに誘導するサイト(リーチサイト)の規制や、漫画などの静止画のダウンロードの禁止を目的とした「著作権法改正」▽海賊版サイト運営者の収益となっている広告収入を抑制するための「広告出稿抑制に向けた広告団体との協議推進」-など。著作権法改正に向けては、政府は通常国会に改正法案を提出する方針だ。