2018-12-12

二次創作小説って本当に黒なんですかって話

二次創作小説、つまり既存作品キャラや設定を借用して独自ストーリーに仕立てた小説」が著作権的にアウトかっていうと、わりと懐疑的で、実はかなりセーフだよ、権利侵害じゃないよ、という見解も出てるんだけど、あんまり知られてないっぽいので紹介しとく。

著作権法でいうところの「二次的著作物」と、世間の考えてる「二次創作」はイコールではない。

キャラクターや設定はアイディアであり、アイディア著作権保護されない。(保護されるのは「創作性のある表現」)

漫画イラストは元作品の「表現」を使用するので侵害と見なされうるが、小説場合は元の作品文章をまるまるコピペでもしなければ表現創作性侵害したことにはならない

原作の決めゼリフとかばんばん使いまくるとどうなるかは不明)

素人なのでざっくり書きました。

このへん読んでね:

『「二次創作文化を巡るアレコレ―二次創作著作権曖昧関係」』

http://repo.kyoto-wu.ac.jp/dspace/bitstream/11173/2441/1/0150_011_003.pdf

ハリー・ポッターの続編小説勝手執筆してもいいの!?小説登場人物著作権にまつわる話』

https://www.innovations-i.com/column/bon-gout2/1.html

パロディ著作権の考え方』

https://business.bengo4.com/practices/553

二次的著作物とは』

https://chosakuken-kouza.com/kihon/nijitekichosakubutu.html

『「二次創作同人小説”」が合法って本当?』

https://blogos.com/article/66594/

『「音楽著作権バイブル 第10二次的著作物創作と利用」』

http://www.ongakusyugi.net/special/20170700222bcbe33

  • なのに二次創作文のが黒く見られがち

  • って事は商業で勝手に他社作品のノベライズ出版しても問題なし、って事になるが

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