あと、経済は金の量(マネーサプライ)×金の回転数(貨幣の流通速度)だ。
安倍になって金の量を対策しだしたのは正しいが、企業、個人が受け取った金をさっさと次に回すかも大事。
安倍以前は本当に自由にしたら経済は勝手にうまく行き出す。国家による誘導はダメだ。という無知放任だったからな。一歩進めたのは正しいと思う。
だが、金持ちや企業はほっとくと貯めこむ。だから、高累進課税と高法人税は必要。
「褒めて気持ちよく使うようにせよ」とやって、金持ち優遇しまくった結果がこの失われた30年。
寄付とかを考えよとか言い、一定正しいが、金の回転が一番大事なのだからまず高累進と高法人税に戻すのが先。
フリーハンドの法人税、富裕層減税はただ溜め込まれるだけに終わるということが立証された。
ま、高累進課税+厚い寄付控除までは正しいよ。だけど、両方一緒でないとならない。
マルクスは負けたというが、新自由主義だってオイルショックでちょっと躓いたケインズを乗っ取っただけ。今の長期不況はオイルショックの比じゃない。
もともと、マルクスもケインズも、自由主義が不況と格差拡大で戦争にまでなる欠陥の批判で世界中で採用されたもの。
マルクスは確かに負けたが、ケインズだったのは1980年代まで世界中で40年経済成長を続けたな。新自由主義に切り替えて30年低迷だが。
高累進課税と高法人税は必要。 グローバル化が進んだ今、個人でも法人でも、節税のために国外へ資産を移転すればいいだけ。 さじ加減が難しい所かもね?