2018-09-21

役所一般業務入札を見て思うこと

役所委託業務に関する入札関係は毎年行われるが、最低入札額ギリギリで取ろうとする阿呆会社が多すぎる。

業務として契約は出来るが、明らかにマイナスしかならない、いわゆる赤字契約だ。

契約が結べればそれでいいという会社も少なくはないのだけど、それを行うと苦労するのは従業員の方になる。

  1. 最低賃金に確定される(悪いところ最低賃金すらごまかす会社もある。当然役所は知らぬ存ぜぬ)
  2. 人員ギリギリではなく足りない状態になる。

会社としては、契約を取って実績を得る事が出来ると思っているが、評価としては最低最悪になる。

なぜなら、上の二つが揃った時点で業務に対するクオリティは低くなる。

人がカツカツの状態業務を続けることは苦しくなるし、その上賃金が安いとくればやる気も失われるってものだ。

そこに上から業務クオリティを上げろと言われても、彼らは必要最低限しかやらない。

当たり前だ、最低な環境を与えられて、最低な賃金では、それに見合った業務しかやるわけがない。

入札結果を見てみると、よくわかるが平均1000万の入札の競争入札があったとする。

ほとんどの会社が1000万ギリギリで入札をした中に700万ちょいの入札をする阿呆会社が出てくる。

たいてい新規参入の右も左もわかってない会社だったりするが、その中には古参も混じっていたりするので阿呆阿呆のまま育っている所もある。

こんな風に700万ちょいという馬鹿げた金額落札すると、従業員バカを見る。

会社利益を取るために賃金人員の削減を行うからだ。

馬鹿げた入札をするブラック会社が増えてきた。

役所役所で低いやつにまかせればいいという適当な考えだし、ある意味あそこは奴隷を量産するシステムを構築している。

その奴隷奴隷を雇ってしまうから悪循環しかならないという。

また来年も似たようなことが続くのだろう。

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    • 仕事なしで給料払う分マイナス < 仕事ありで給料含めたコスト払う分マイナス そうじゃない、そうじゃないんだ。 そもそも論で話すなら最低入札額で入れる自体が間違ってるんだ。...

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