2018-09-04

Uber Eatsが人を轢く日

Uber Eatsは自転車を使った出前サービスで、配達人は食べ物が入った箱を背負って自転車目的地まで届ける。

自転車歩道走行を許されているので、Uber Eatsの配達人も歩道を走る。

Uber Eatsの配達箱は、幅が50 cm前後ある。これを背負った人が自転車に乗り歩道を走ると、都心の狭い歩道場合、ほぼ道幅を占領する。歩道を歩いていると、Uber Eatsの自転車が、いきなり後ろから突っ込んでくることが、最近かなりある

Uber Eatsの配達人を見たことがない人は、そば屋の出前バイクを思い浮かべてほしい。

あれが信号無視して、クラクションも鳴らさず、歩道で後ろから突っ込んでくるのを想像してほしい。これがいつどこからやってくるかわからず、歩道を歩き続けなくてはならないとしたらどうだろうか。

これと似たような状況が、いま都心部で発生している。Uber Eatsの配達箱は、中に入れる食べ物保護するように作られているが、歩行者安全を確保するようには作られていない。いつ死亡事故が起こってもおかしくない。

Uber Eatsは配達人に保険をかけてはくれず、配達人は自己負担保険をかけなくてはならない。一回の配達で数百円の利益を稼ぐために自転車を漕いでる人達のどれくらいが保険に加入するのだろうか。

死亡事故が起きて、配達人に賠償金の支払い能力がなく、Uber Eatsに規制がかかれば、会社日本から撤退するだろう。事故によって起きたコストは一体誰が負担するのだろうか。いったいなぜこうしたサービス存在を許されているのだろうか。本当にわけがからない時代になった。

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