2018-08-18

お金が嫌いだ

僕はお金が嫌いだ。

必死に働いて稼いでも、お金あの世には持っていけない。棺桶札束を詰めて燃やしてくれる家族なんていない。

預金通帳に印字された数字を眺めていても何も生まれない。財布の中に紙切れを入れててもかさばるだけ。

だったら、お金を得たら早いうちにモノや体験に換えてしまって、自分が楽しめたり成長できたりする方がいいじゃないか

人生は短いし、生命は限られている。ダラダラしてる時間もったいない。1秒でも惜しい。少しでも自分を伸ばしたい。

お金お金のまま持っておくのは無意味に思う。どうせ貯金しても金利つかないんだし、投資したって一部の人間にむしり取られるだけだし、入ってきた金を別の形に変えるのが一番だろ。

そんな考えで、欲しかたか貯金の7割をはたいてクルマを即金で買った。思い出を残したいと思ったから数十万円のカメラも買った。

どっちも1ヶ月しか続かずに、すぐに飽きて今は全く使ってないけど、後悔はしてない。だって、少なくとも、そのときの「欲しい」という気持ちは満たされたんだ。それで十分だ。

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最近、嫁とお金の使い方で大ゲンカした。

「あまりにも無計画すぎる」と泣かれた。

だけど、人間、いつ死ぬか分からない。もしかしたら、この日記を書いた30秒後に心臓が止まって死んでるかもしれない。

そんな脆い生命なのに“計画”もクソもあるか。

から今日家電量販店で新しいタブレットの箱を手にして帰ってきた。

もう、嫁は何も言わなかった。

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