2018-06-24

今月のまとめ

僕は大学三年生になった瞬間に就活を始めた。

周りを見渡すと、動いている学生は少なかった。

これなら学歴はなくとも、いけるかもしれない。

そう思った。

今思えば「甘すぎる」と、自分自身をぶん殴りたいが、たとえ殴れたとしてもそう思ったという事実は残る。意味がない。

5月に入ると外資コンサル志望が動き出す。外資コンサル志望は強かった。頭の回転は速い上に、議論も上手い。

自信も、選考も瞬く間に追い抜かれる。

ベンチャー志望も優秀だった。起業やら長期インターンやら、行動力がすごい。

自分を振り返ってみるとディベート経験バックパッカー。ありきたりだ。

マネタイズ経験がある彼らに敵うはずもなく、轟沈

環境は変わらない。むしろ時間が経つにつれて不利になる。

自分の目指す頂上が雲に隠れてわからなくなった。自分がどこにいるのかさえも。

自分とは何か。

他人から見て自分はどんな人間なのか。

いわゆる自己分析だ。

これを知りたくて、今月は色んな人に会った。

小さい頃から、初めての人と会うのが苦手だった。この人にどう思われてしまうんだろうって。

でも、頑張った。いろんな社会人の方にお会いした。

しかった。

こんな若造可能だってあるかもわからない「やりたいこと」を親身になって聞いていただいた。

聴く力って大事だ。聴いてもらえるだけでありがたい。嬉しい。

人生で初めてそう心からそう思えた。

振り返ってみると今まで自分他人の話を聞かなかったし聞こうともしなかった。「やる」と決めたことは須らく自分の力でやりきってきた。他人アドバイスも聞かずに。

なんでだろう。

人のアドバイスに左右されるのが嫌だったから?自分の力に自信があったから?

自分のやることに責任を持ちたかたからだ。他人のせいで失敗した、なんてことは死んでも言いたくなかった。

頼れなかった。

頼りかたを知らなかった。

今はわかる。

自分のやりたいこと、成し遂げたいことを話すと聴いてくれたり、アドバイスをくれる多くの人に支えられている。

屈辱と、涙と、汗に塗れながら一歩ずつ。

就活戦争だ。

自分の力じゃ到底戦えない。

だけど戦うほかない。

ならば、立派に戦えるようになるまで前を向き続けるしかない。どんなにプライドがへし折られようとも、志までは折られない。

やってやる。

やってやるぞ。

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