たしかに、度重なる強制的な残業やパワハラで精神的な失調状態にある時、冷静な自己判断でギブアップ(断るとか退職するとか)出来ないってのはあって、過労死が自己責任であるってのはもはやこのご時世無理筋で、自己責任だって言うと炎上する。炎上するのはわかる。過労死した人に何らかの過失(しかも命を失わなければならないような)過失があったとは思えない。
んだけど、炎上問題のコアは「それがわからん愚かな経営者が居る」とかそういうことではなくて、同じような状況下で生存した人間(転職なり自分で居場所作るなりしたひと)がいて、そういった人に正統な報酬が与えられてない(彼らが十分な報酬を得たとは感じられてない)って部分なんだと思うよ。
現在ブラック労働をしてる人から見れば「居心地よい職場で働いてるならそれが報酬だろ」って思うかもしれないけれど、そういう評価が正当化されるなら「じゃあ、おまえが居心地の良くない職場で働いてるのはおまえの行動の報酬だな」っていう自己責任論も正当化されてしまう。
労働的な意味で弱者の人(労働環境が劣悪な人)は一方的な被害者かっていうと、労働的な意味では弱者で被害者かもしれないけれど、政治的な意味では多数派であり簒奪者という、強者であり加害側だって視点がないと労働的な意味での強者を説得できない。
つまり、この件で「弱者を救う」ってのは筋が悪くて「一番の弱者が自殺を選ばなくなるほどに全体の労働環境を良い方向にシフトアップする」じゃないとまずいんだよ。
労働環境劣悪な人が何を簒奪してると思ってるのかわからん 多数派だからと言って搾取する側とは限らんだろ
再配分っていうのは、政治的暴力(多数決)で少数者の資産を奪って多数の貧者で山分けすることを、文化的な言い回しで表現したものだよ。
中二?
この問題については 現状の「自己責任+洗脳教育」のメソッドは人道的な観点から完全にアウトで 企業責任+洗脳教育または 自己責任+完全な個人主義のどちらかに舵を取らないとい...