楽しかったんだけどとても残念だった。
そもそも声優個人にあんまり興味がないからそう思うのかもしれないけど、キャラクターを演じきれてない声優がとてもとても残念だった。それが自分の推しが顕著だったのが特に残念だった。
まず歌声がほとんど声優自身の地声。時々キャラクターを意識してるような時もあったけど殆どが"声優の歌"で推しの歌じゃなかった。
これはステージの上に長時間立つことで難しくなるのは分かる。全部が全部作れとは言えないけど、全部を作るなとは言ってない。最初の1曲目ぐらいもっと意識をして欲しかった。
次にファンサービスなどの演技。演技って言うのはおかしいけど、歌やダンス中での仕草やファンサービスが全くキャラクターを意識してない事。
特にファンサービスがひどかった。投げキッスやセクシーさを前面にしたものばかりで普通のファンサが少なすぎた。推しは別にセクシー売りはしてないし、投げキッスばかりするキャラクターじゃない。たまにするのは意外性が出るかもしれないけど、常にされたらただのキャラ崩壊。それでキャーキャー言われて本人は楽しいかもしれないけど、推しを見に来た自分はただただ残念だった。
声優がステージに立つ事がそもそも大変なことだと思うし、全てを完璧にできるとは思わない。それでも、作品とキャラクターを背負ってその場に立っている事は少しでも意識して欲しかった。推しのライブをして欲しかった。