ストーリーの王道は、友情・成長・勝利の三原則とよく言われるが、今の世代にはたぶんこの三つの要素が欠如しているのではないか。
悟り世代とはよく言ったもので、戦後70年。成熟社会に到達して早30年。
人生のキャリアパスも、大抵の人間の葛藤も分析されきってしまい
学校に言ってもいちいち葛藤とか迷いとか人間の弱さと向き合うなんて経験はほとんどしない。
人生で迷ったり戦ったり挫折したりする前に、既にあらゆる答えが存在していることを感覚的にわかっているから、「敵にも家族がいる」だの「私たちが戦う理由」だのいちいち考えたりする必要すら感じない。
したがって、共感に伴う体験といったベースがないから、主人公の迷いや弱さを物語の中で示されても共感しづらい。むしろ滑稽に見えてしまうわけだ。
だから作品の中で出てくる主人公は既に答えを知っている必要があるし、当然選ぶ選択のすべては正しく、そして主人公は絶対に負けない。
負けた経験の上に勝つことで成長する、というストーリーの王道に対する共感力が乏しいのがすべての原因なんじゃないのか、と思うんだが、どうだろう。
今季割と人気のあるアニメ ウマ娘 は、友情・成長・勝利の三原則を貫いている気がするぞい。
貧富の格差がここまで進行してしまうと、 もう、誰の目にも努力はするだけ無駄に思えてしまうんですよ。 貧しい者がどんなに頑張っても貧しいままであり続けるのが現実。 そうい...
最強系も最強でないのも流行ってるのに、最強系だけにフォーカスして後付けで理由を考えるから、まるで世の中に最強系しかないかのような理論を組み立ててしまう。
何かが流行ってる理由を消費者の人生に求めると、その世代が死ぬまで流行が変わらなくなってしまうから大変だぞ。流行なんて数年スパンで移り変わっていくものなんだからさ。
なろう系だとハーレム、チート、勝利かな?
プリキュアはよく負けてボロボロになっている。