それぞれ強硬派が優位性をぶつけ合ってるんだけど、個人的に電子マネーが現金に勝るメリットを提供できている場面が少ないと感じている。
特定の電子マネーに囲われるメリットがさほど大きくない現状でどれかを選ぶことをためらう人間がいることはどうしようもない。
「ほぼすべての商取引で利用でき、一度に持つ量の制限が一番緩く、国家機関が価値を管理している貨幣」と
「利用シーンが限られ、一度に持つ量に低めの上限が設定されており、一企業または一企業団体が価値を管理している貨幣」の
どちらを選ぶかといわれて、前者を選択するのを批判する正当な理由はあまり多くない。
利用者が増えないとエコシステムが拡大しにくい、というのは企業側の理屈であって、客に集まってほしいならメリットを提供するのがビジネスの基本だと思う。
今は客にメリットを提供するより自身のビジネス上のメリットを優先しているから電子マネーの規格同士で争っているのであり
どれかに急いで加勢する理由がユーザー側にあまりない以上、淘汰が進むまで待つのが最善の策なのは明白だ。
あと、電子マネーってモノによっては「ポイント還元がほとんど無いTポイントカード」みたいなもんだと思うんだけど、
電子書籍と紙書籍の話と同じで個人的にはあまり対立している感じがしないな 使う領域が違いすぎる