2018-03-16

そこら中に死が転がっている

ベランダの片隅

地下鉄プラットホーム

オフィスにある椅子の上

日本では、平均して一日100人近くが自殺をしている

日々の生活では、自殺をする人間を目の当たりにすることは基本的にない

自ら命を絶つ人間は、多くが人目につかず死んでいく

街ですれ違う人々の一体どれほどが自殺願望を持っているのだろうか

人の心は目に見えない

SNSでは「死にたい」という言葉が溢れている

私は気づくと自殺意識している

仲間意識的に、そう思うことで救われる部分もある

死が蔓延しすぎている

簡単死にたいという願望を共有できてしま

死ぬのは勝手なのに、その衝動をわざわざ人に伝える

埃の積もった本棚の片隅にも、しばらく干していない布団にも、少し前に着なくなったコートポケットにも、死が存在しているように思えてしま

すぐに手に入れることができる距離存在しているように錯覚してしま

それを手に取るということを徐々に恐れなくなる

少しずつ手を伸ばして、あるときハッとして手を引っ込める

この行為を繰り返す

そのうちに、無意識のままにこの手で掴んでしまいたいと諦めに似た感情が沸き起こる

これまで幾つもの死を日常垣間見てきた

それに触れることを我慢して、生きてきた

触れたら全てが終わるから、今までを諦めることになるから

それでも、もう限界だと思ったら、きっと拾ってしま自分が確かに内在している

いつこの自分に体のコントロールを奪われて、その死を拾ってしまうのだろうか

気付いたら、その場に横たわっていて、全てから解放されていればいいのに

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