2018-03-13

恐妻家と言えば夏目漱石だが

Twitterで「ご飯要らない」と連絡を忘れ帰ったら流しにご飯がぶちまけられていたという写真が流れてきた。

ホームを見てみると彼は恐妻家アカウントで、日々ヒステリックな妻の愚痴を呟いていた。

かに夫婦でもめて大変そうだが、共働き子持ちで嫁さんがご飯を作って、晩ごはんいらないと連絡を忘れて午前3時に飲み会から帰ってきてぶち撒けられた晩ごはん写真Twitterに上げてる恐妻家の夫…と見ていて生ぬるい気持ちになった。

彼のアイコン夏目漱石だった、夏目漱石恐妻家として有名で、彼の妻は悪妻として名高いからだろう。

しか夏目漱石の長女の娘はこのように語っている

世間ではソクラテスの妻と並び称されるほどの悪妻として通っているが、母に言わせれば、鏡子だからあの漱石とやっていけたのだと、むしろ褒めてあげたい位のことが沢山あったのだそうである

長男

「結局母は父のためにはいい奥さんではなかったかもしれないが父を心から愛し尊敬していたのだと思う。母を悪妻のようにいうのは当たらない。ぼくたちにしてみれば、母はごく普通の女だったと思う」

また弟子の前では温厚で人当たりが良かったが、神経衰弱の発作が爆発した時には妻子に暴力をふるう事も多かった夏目漱石について

「今ならドメステックバイオレンスと騒ぎ立てて訴えることも出来ようが、当の漱石にはその自覚がまったくないのだから医師の診断を仰がせることも叶わず常軌を逸した漱石が振るう暴力に鏡子はひたすら耐えるしかなかった」

と語っている。

また漱石が病に侵された際には彼の500グラムの大吐血自分着物を真っ赤に染めても気丈に看病をしていたそうだ。

未だに恐妻家アカウントアイコンに使われるくらい悪妻の代名詞のように言われてるのは気の毒だな。

  • 漱石ん家で夜遅くまで飲み食いしてた奴が悪評ばらまいたという説も 夏目鏡子 悪妻説-wikipedia

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