第2次世界大戦後の日本社会に顕著に進行した現象。家制度の廃止,核家族化,民主的な道徳教育の普及,6・3・3制の施行と
それに伴う進学率の増加,進学競争の普遍化,都市化,情報社会化,テレビの普及,大衆社会化,経済成長などを背景にして
育ってきた子供たちをいう用語。昔の特に農村や小都市での牧歌的な生活のなかで育った子供と比較して,その特徴を
きわだたせるのに用いる。 1960年代を中心に盛んに使われた。基本的には世代論の子供版であり,そこに知的興味という
教師であった阿部進が学校の内外を問わず子どもと触れ合う中で「戦前と戦後では子どもの気質が違う」ことに気が付いた。
発見を元に2冊の本を書き上げると、それぞれ20万部を超えるベストセラーに。
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