小さいころから漫画が大好きで、お小遣いは全部漫画につかってて、
もちろん今でも追いかけてる作家や作品があるし、紙媒体でも電子でも買うし読むけど、
数年前と比べると、漫画を読むことも買うこともぐっと減った。
月に30冊は買ってたけど、いまは5冊買えばいいほう。
だからかるくゆるく笑えるギャグとか日常ものばっかり読んでる。
がっつり入り込んで読みたいなと思うのに、避けてしまう。
あと少年漫画なんかだと巻数が多いから時間が取れたときに買おうと思ってやめたり、
あと、書店に行っても楽しくないなっていうのもある。
メディア化の漫画が大きく場所を取ってて、1クールはそこの棚は変わらないし、
賞を取ったやつとか芸人がすすめてたとかばっかり。あとグルメもの。
下手したら、A5判のあたりなんて平積みが数年変わってなかったりする。
数年前は、発売したばかりなのに異様に力の入ったコーナーが設けられてるとか、
マイナーな漫画が面陳されててちょっとニヤついたりとかあったんだけど、
でもそもそも書店の数が減ってて、そういうことをやってくれる書店は閉店しちゃったな。
書店をはしごして、あっちですすめられてたやつ、こっちでは大して推されてないなあとか、
そういうのが楽しかったけど、今やはしごするほど書店ないし。大きい町に行ったら別なのかな。
あの新刊はどこにあるんだろう?と思ったら普通の棚に面出しされることもなく差してあったりする。
でも、月に1度来るか来ないかのお客さんにしたら、それでいいんだよなあとも思う。
レジに並ぶのも面倒くさい。
地元の大型書店のレジの列がおかしいからか、わたしに元気がないからか、
一人でも並んでたらもうめんどくさいなってなってしまう。
並んでるレジを見たら、あの漫画の新刊が出たときにまとめて買おうと思って、棚に戻してそのまま帰ってしまう。
で、その新刊が出たときにも同じことを思って、そのまま続きを買わなくなったりする。
棚に戻すよりレジに並んだ方が時間はかからないのに、レジを待つことが面倒でしかたない。
いやわかるよ。漫画も連続して供給し続ける習慣だから、一度車輪が止まっちゃうと次が入らなくなる。 電子書籍化で古い作品と新しい作品の差が無くなって、古くて安い古典名作との...