PHP のはなし
ウチでは centos を使うことになってる
今だと centos7 だが、これのデフォルトのPHPが 5.4 だ
5.5, 5.6, 7.0, 7.1 とでていて、 7.2 がもうすぐとか言われてるのに、 5.4 だ
5.4 が出たのは 2012 年で公式サポートは 2015 年に終わっている
もちろんライブラリやフレームワークですら対応してないのが多くて古いものしか使えない
さらには、古いバージョンではバグや脆弱性が見つかってもそもそも PHP のバージョン自体がサポート切れなので放置される
PHP7 や 5.6 対応のバージョンにすれば直っているが 5.4 で動くものだと直されない
centos に 7 系を入れることはできなくはないし、難しくはない
聞くところによると、保守をOSのサポートが切れる頃まではすることになっているものが多く、外部リポジトリや自前ビルドになるとサポートが辛いらしい
今 7.1 にしても、その外部リポジトリはウチの保守期限より早くサポートをやめるのでその後の脆弱性などのパッチは自分でどうにかしないといけなくなる
デフォルトのものなら緊急性があれば 5.4 であろうと OS がサポートしているためパッチで対応されるらしい
外部リポジトリでサポート終わったらバージョン上げればいいじゃない、って思うけどけっこう動かなくなる部分があるらしい(経験談によると)
プロジェクトが大きくなるとチェックと修正がすごく大変なんだろう、そのためのテストじゃないの?って言いたいけど
自社サービスじゃないしクライアントから人件費取るのが難しいとかあるんだろうな、たぶん
そんなこんなで 5.4 を使うらしい
OSSライブラリで何が使えてどれを使ってはいけないか、みたいのはコア部分の開発メンバーには知見が溜まってるらしいが、私はそんな将来に役立たないものより 7 系とか新しいものの知識が欲しい
せめて JavaScript の Babel のようなものがあればなぁ・・・ブラウザは使う側の問題で古いのまでサポート必要だが、サーバサイドは新しいの入れればいいだけなので需要がなくて作られないのだろうなぁ
知識欲を満たすだけが目的なら仕事じゃなくてもいいじゃん。 今時AWSもAzureもGCPも無料枠あるんだし、自分で好きなだけ勉強できるよ。