結局のところ、どの政党も、方法論が違うだけでどういう国にしたいかの違いがないように思える。
アベノミクスに何点をつけるか、そんな質問はとどのつまり、いくら生活を金銭的に潤してくれたら満足なのかと聞いてるだけに過ぎない。
先のトランプ政権を誕生させた大統領選のように、新時代をリードしたい民主党と、古き良きアメリカをもう一度の共和党、そういうビジョンの対立がない。
生活をよくしてくれたから、あの政治家はいい、あの政党のときは景気が悪かったからもう入れない、そんなレベルでしかない。
他国に比べて有権者の質(知識レベルとして)が劣ってるわけではないのだと思う。
今より豊かになれたらベターと思ってる有権者に、今よりいい暮らしが待ってますよと語る政治家、コミュニケーションはそれだけだ。
どの党が政権をとったって、仮に共産党が与党になったとしても、やることは財政出動しかないだろう。
小泉政権の時くらいじゃないだろうか。