角川がクリエイターを宝とする、というのは歴史的経緯から言っても他のコンテンツベースの出版業とは微妙に違くて。
まずコンテンツありきで展開していくのが角川のやり方で、当時の雑誌、映画文化を上手い事使って
これがメディアミックスへの流れを生み、ハマって70年代以降のイニシアチブを取っていた。
つまり良いコンテンツを展開できれば作家は問わないというのは歴史的なベースがあって今でもそれは変わらないのは、雑誌の布陣を見れば判るよね。
こういった発想、一方通行な昔は良かったが今のオタク文化には合わない気がする。今は作家のキャラや作家側からの自由な発信まで含めて一つの作品とされる時代だよ。
また、合併や分裂を繰り返した結果角川内の権力闘争はすさまじいものになっている。そういう都合で最近も終わった作品がいくつかあるのも聞いてる。
今は知らないが「聖域」とまではいかないが、かなり力関係が部署ごとに違っていた。その辺の時代との齟齬、権力争いが絡んでると邪推せざるをえないよ。
ただ、芸能は良く判らないから判断がつかないが、角川とはいえここまでヒットしたコンテンツでここまでやらかすとは思えない部分がある。
ま、どっちにしてもこの件もう手遅れだろうね。委員会としての都合もあって仕方ないけど公式でああいう報告をしてしまった時点で、