職場。ヤラかした人が遠方に飛ばされた。
飛ばされた人の私物が冷蔵庫にちまちま残ってた。その中にパスタ(開封済み3束ぶん)があった。
概ね頷いてた。僕だっていつ開封したかわからんような食いさしさっさと捨てるべきだとおもう。
でも料理好きな30中盤事務さんが手を挙げた。「それ使います」と。いやな予感がして僕は逃げた。正確には逃げようとした、だ。逃げる前に「増田さん」と呼ばれた。「明日の昼は予定ありますか?」と。
似たような場面で冷蔵庫にパスタがあったとき、その場にいた社員に事務さん手作りパスタが振る舞われた。
あれって早茹でパスタは対応してないんだね。あのとき初めて知ったわ。
それはそれは悲惨な味だった。ドロドロ。パスタがだよ、ドロドロ。ソースじゃなくてパスタがドロドロ。金曜の終電のあと、駅前に広がってる吐瀉物のようなパスタ。味は薄くてまずい。よく言えば、素材の味が活きている。(パスタとお湯の)
2回目は市販ソースを用意してたのに、必要分量の半分しかなくて無理矢理絡めるもんだからやっぱりパスタの味を感じられる一品だった。
あるときはなぜか張り切って唐揚げを作ってきてたときは髪の毛が入ってた。
そんなことがあって僕は人が作ったものを食えなくなった。
1番腹がたつのは、冷蔵庫に放置されたパスタが「もったいないから」と調理を名乗り出るんだが、自分はダイエット中だとかほざいて食わない。絶対に人に食わせる。
昼飯はほぼ食わないのに、ずっとオカキだセンベイだばりばりさせながら仕事をしている。
そんな経緯があるから、今回のパスタは辞退した。事務さんと仲がいいひとから「冷たい」「寂しい」と言われたがならあんたらが食べればいい。フロアがちがう後輩も、苦笑いしながら断っていた。
もったいないからと押し付けるのはやめていただきたい、ってだけなんだけどあまりにも腹が立ったのと匿名なのとで長文書いちまった。ごめんなさい。