認めたくないことだけど、不幸体質な人:つまり大小さまざまな良くないことの被害者になりがちな人、その人の性質に何らかの原因があり、それを改善出来ないからそういう目に遭うんだろうなあ、と思うよ
何かが不足しているか、脱落しているか、もしくは何かが過剰なんだよ。それは想像力だったり注意力だったり思いやりだったり純粋さだったり、何かに欠陥があるんだよ
「何で私ばっかりこんな目に」って思うけど間違いなく本人に問題があって、かつその問題に気づけずに他人のせいにし続けているから、一生変わらずにその人は不幸で生きづらい被害者のままなんだと思うよ
そういう人ってある点では激烈な魅力を放っていて、とにかく人を惹きつけるんだけど、その分常に何かしらの揉め事も抱えていて、かつ被害者の顔をし続けるので
あるとき、みんなその人がトラブルメーカーであることに気付いて、この人はちょっと危ないぞ、と思い始めるんだけどその人は被害者なのでどうして自分が責められているかわからない上に、
激烈な魅力にやられてしまったその人の信奉者がその人を擁護して、被害者意識を加速させてしまった結果、ぐるぐると、狭く、強固で異常な集団として成熟していくんだと思うよ
そう、それは筋トレ。
筋トレをすると強い身体が手に入り、強い身体が手に入ったことで心に余裕が生まれる。何故か? それはいつでも、(あえてこの言い方をするけど)「加害者」をぶん殴れるからだ。鍛え抜かれた丸太のような腕を振り回せば「加害者」をぶん殴れるからだ。実際にぶん殴る必要はなくて、いつでもぶん殴れるということが大事で、いつでもぶん殴れると思えることが大事で、いつでもぶん殴れるぞと示せることが大事だ。
さあ、もし今あなたがあなたの巻き起こす騒動にあなた自身を巻き込んでしまい、色々と窮屈な思いをしているのであれば、一旦落ち着いて、街へ繰り出して(ずっと締め切った部屋にいると二酸化炭素中毒で思考力が落ちるぞ!)、バーベルか何か、筋肉を鍛える道具でも買ってみないか? いや、何も買わなくてもいい。あなたにはあなた自身の体重がある。それを使えばいつでもどこでも、あなたのいる場所がジムになる。そしてあなたは筋肉について正しい知識を得るべきだ。つまりあなた自身がトレーナーになればいい。あなたはあなたというジムのトレーナーになって、あなたというひょろひょろの迷える子羊を正しく導いてやればいい。