「7月1日時点での大学生の就職内定率(速報値)は78.6%」とのことだ。
引用 https://www.recruitcareer.co.jp/news/pressrelease/2017/170711-01/
もちろん会社によって調査の方法等も違うため、会社によっては調査結果で80%以上と出しているところもある。
私は8月になんとか内定をもらい、就活を終えた。7月1日は未内定者だった。
就活中、内定率という言葉やニュースにどれだけ追い詰められただろうと思う。
21.4%側の人間だと突きつけられることがどれだけ苦しかったか。
とはいえ、その理由がなんであれ、とにかく約2割の人間はまだ内定を貰っていなかったことになる。
(理由というのは、留学等で最近就活を始めたとかそういうことだ。ちなみに私は3月からばっちり説明会へ通っていた)
しかし会社説明会や面接なんかに参加すれば、人事は当然内定はあるんだろうと考え、その通り質問もされる。
そこでまだ内定を持っていないと答えると、内定がないならうちにきてくれるだろう、というよりは、80%の人間があるのにまだないのか、という目で見られる。
内定率ニュースの嫌なところは、そういった人事や就活生だけではなく、なんだか知らないが親戚連中や最悪電車で隣に座ったおばさんまで知っていることだ。
「バブル並の売り手市場なんだってね」なんて言葉を知りあいにかけられた就活生は多いだろう。
ただの雑談のつもりでも、未内定者にとっては返答が見つからないほど困る会話だ。
就活生なんてその家族と人事だけが気にしていればいい存在で、そのほかの人間は無視してあげてほしい。
いつまで電車でリクルートスーツを見ようが、エレベータで乗り合わせようが、いつものように他人に興味を持たないでほしい。