先月結婚式を挙げた。誰呼ぶかとかどこでやるかとか式場との価格交渉とか前撮り写真の撮影とかも無論クソ面倒くさかったが、やれBGMがどうだのドレスがどうだの席順がどうだの引き出物がって本当にどうでもいい細かいことで妻がいちいち騒ぎ立ててくるのもマジでつらかった。挙句の果てに二次会までやるってことで本当に心の底から全てにうんざりだった。
しかも二次会は会社の同期と後輩の女の子たちに司会とか受付とか出し物とかやらせてて、打ち合わせってことで何度も家に来てその度に妻がその子達に見せたい「良い旦那くん」演じないといけないしマジでストレスでハゲそうになった。
だけど一番いやだったのはその後輩と同期の女の子たちが全然楽しそうじゃなくてかなりやらされてる感満載だったこと。妻が色々アイディア出して出し物とか考えて指示出したりしてる間その子たちは「はい。はい。」って真剣に聞いてるんだけどもう全然目が死んでんの。そりゃーそうだよ。「新郎新婦の思い出の写真コーナー」の写真はどれが良いと思う?とかマジでその子達にとってはどうでもいいだろ。気使って「うわー素敵な写真!!」とか言ってはしゃいだふりしてくれてて本当にいたたまれなかった。
妻が会社でこんな痛い先輩なのかと思うと恥ずかしいし情けない。何を二次会ごときにそんな力入れて後輩に激を飛ばしてんだと白けてしまう。
なによりその後輩ちゃんたちがみんな若くてキラキラしててかわいくて、こんな痛い先輩の二次会もがんばってやってくれるけなげな性格なのに、俺はというとその痛い先輩の方と結婚しててもうこんな若くてかわいい子たちとは遊べないんだな、こうやって家に来てくれてる誰1人とも親しく会話しちゃいけねーんだという絶望感みたいなのもあった。
結婚式が憎い。結婚式という文化さえなければ俺は妻にずっと恋してられた気がする。こんな痛々しい自己マンオナニーショウをみんなに迷惑をかけながら開催して、おまけに妻への気持ちも覚めてしまい、結婚式って一体何の意味があったんだよ。
じゃあその後輩ちゃんたちのメリットってなんなんだよ。貴重な20代の時間を割いてわざわざタダで他人の結婚式の手伝いするメリットってあんの(ご祝儀とか二次会会費もはらってるか...
自分の結婚式でも同期や後輩に手伝ってもらえるための保険なんだよ。 嫌でもやらないといけない、女社会の厳しい掟がそこにはあるのだ。
だけどその手伝ってくれた子のうち2人は既婚なんだよ。もう結婚式もやってんの。で、妻は別にその子達の結婚式は手伝ってないの。それってその子たちにやっぱ何のメリットもなくね...
結婚式は女の子の夢なんだヨ!!一生に一度の主役になれる晴れ舞台!なんで真剣にやってくれないの!!!!!
えっと、結局嫁の嫌な部分が結婚式を通じて見えたってことだよね 成田離婚の別バージョンで、よくある話だと思うよ 後は個人的な感想として、受付とかを会社の人間にやらせるって、...
なかなかレベルの高い創作実話だな