真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
なぜなら、「騙す人間」という問題と、「騙されないように注意する」という問題は、因果こそあれ別の問題として捉えたほうがいいからだ。
昔、痴漢とかの話で「露出の多い服を着るのも悪い」とかいう主張があったが、では扇情的ではない姿ならば痴漢をされる可能性がゼロになるかといえばNOだろう?
様々な要因が絡み合う問題に一つだけの原因や是非を求めようとするからおかしなことになるのさ。
つまり「騙すほうが悪い」というのは、「騙されないよう注意する」という側面から見た場合には悪いねという話と解釈すればいい。
騙すほうを擁護しているってわけでも、総体的に見て騙されるほうが悪いってわけでもないさ。
まあ、中には本気でそこに大きな原因を求めたがっている人もいることは否定しないが。
そりゃあ、この世からなくすよう努めてはいるものの、完全にはなくならないであろう事柄はいくらでもあるからな。
そーいうものを「ある」という前提で臨むことは社会で生きていく上で基本の処世術といえる。
例えば人は嘘をつく生き物だし、嘘をつかれる生き物であることも周知だ。
例えば匿名ダイアリーに書かれた話をマジになる人間を迂闊だと評することは、決して不当ではないだろう。
私の質疑応答には嘘と本当を自ずと見分けられるノウハウがつまっているので、ぜひとも参考にしてくれたまえ。
子供たちがサンタクロースからリスクヘッジの重要性を学ぶように、私たちも常に研磨しなければな。
そんなこと私は知らんよ。
最寄のサンタに聞け。