作品数が少ないとか、観たいものがないとかいうけれど、映画好きでもない一般の感覚で言うと、数の問題じゃない。
探しにくさだ。
俺の場合、レンタルビデオを利用するときなんか、観たい作品を決めてツタヤゆゲオに向かうわけじゃない。
たぶんみんなそうじゃないかな?
アクションとか、ロマンとか、大雑把な分類なのはそのためだと思う。
最初から見たいものが決まってるなら、ABC順だとか、監督名にしてるはずだし。
面白かったかどうかなんて、観るまではわからないのだから、選択なんて意味がないことはわかってる。
そこにきて、どう探して、どう選んだらよいかわからない。起動してみたものの、ピンとこなくて、かと言って他に観たいタイトルも浮かばず、何時でも観れるんだしと思うと、また次に観ることにしてなにも観ない。
いっそ、選択肢なんてないほうがいい。
金曜ロードショウみたいに、毎週一本だけ無料、それのほうがいい。
口じゃ、ラピュタ何回めだよ!って言ってても、なんだかんだ言ってみちまうものだ。
一本は少なすぎだけど、選択肢があっても、5択から10択くらいが上限じゃないかな。
今しか観れないんだし、とりあえずみとくか、ってなると思うよ。
ケーキ屋だって、何万種類もケーキ置いてなくたって、買って帰るだろ?
そんなもんだよ。