私が生まれる前からあった実家のテレビ(ブラウン管方式)が寿命を迎えたので、買い換えるついでに安価なレコーダーも購入した
テレビは量販店の委託を受けた運送業者が設置からチャンネルの設定までやってくれたので、レコーダーの接続は自前でやることに
父は電気製品の設置に何か妙なイメージがあるようで、どこぞの業者を呼んでやらせろとうるさかったが、説明書通りにアンテナケーブルとHDMIケーブルを繋ぐだけなのであっさりと終了
HDMIケーブル、というか端子そのものを生まれて初めて目にするらしい父はこれにやたらと食いついた
どうも、ソニー製のテレビと東芝製のレコーダーがケーブル一本で繋がってしまうのが不思議で仕方がないらしい
メーカーや機種問わず繋げるための世界的な共通規格だと説明しても「誰がこんなものを勝手に決めたんだ」と納得しない
「そりゃあ、いろんな家電メーカーの代表者が集まって話し合って決めたんでしょ」と言ってもまだ納得しない
しかし現実そうなってるし、そのおかげでテレビが届いてから小一時間で録画もDVD鑑賞も出来るようになったのだから別にいいじゃない、と言っても「おかしい」の一点張り
我が父ながらあまりの頑迷さに呆れて帰宅したら、母から「娘が自分が苦手なことをあっさりとこなして拗ねちゃっただけよ」とフォローのメールが届いていた
共通規格を理解できない年寄りって結構いるよね。
関係ないけど親父、頼むからなんの作為もなく若い女店員「エッチディエムアイってどこに置いてますか」て聞くのやめてくれ
紅茶のティーバッグをティーバックって言うよりマシだな。