わたしは選挙権を行使した記憶がありません。つまり棄権の常習者です。けしからんことです。
しかしじつはちっともけしからんことだとおもっていないので、ますますけしからんことです。
棄権することにもたいした理由や意味があるわけでもありませんが、しいていえば、民主主義というけっこうな制度は、わたしのように天下国家、世の中のことに無関心な人間の生存をもみのがしてくれるところに最大の特徴があるという、自己流の解釈にもとづいて、まずは惰眠をむさぼる権利の方を享受しようというわけです。
世の中にはまじめな正義漢が多いようですから、わが身にふりかかる悪の火の粉も、そういう人々が払いのけてくれることでしょう。
一票を投じたくらいで、ああ自分もこれで政治に参加しているのだといいきかすのも気恥ずかしい。教会と投票所と刑務所だけは、できることなら行かずにすましたい。
いっそ選挙なんていう欺瞞的な気休めは廃止して、政治屋志望者には電子計算機でも使って能力・適性テストを行ったらいかがでしょう。でなければ、買収制度を合法化するのがすっきりします。
こんなことを放言したからといって、いじめないでください。おおらかに、おおらかに、他人を監視して、ふざけた人間をつまみだすことに熱心な投書家がふえたりすると、住みごこちのわるい民主主義ができあがります。アメリカみたいな。以上。棄権常習者の弁。
日本の40%以上がそんな感じだよ
うむ、後悔しない選択であるならばなおのこと、投票は義務じゃないんだから他人がとやかく言うことではないな。 しかし民主主義なので、投票はともかく、生まれながらに各国民は強...
私つい最近うっかり忘れてサボりました。 1回サボってしまうとサボりグセがつくようで、今回の選挙も どうせ自分の一票程度じゃ変わらないし、いろいろ忙しいし、と 今からサボる...