肛門を通過する粘性率が一定のうんこや、非圧縮性のうんこの流れを計算することができるようになった。
おかげで、痔に苦しむ人や下痢便気味の人の便通が改善され、おおいに支持された。
一方、彼は高いところからうんこをする性癖があり、よく屋根の上からうんこをして怒られていた。
アナル・スカトロスはより高いところを求め、近所にある山の崖からうんこをすることを試みた。
彼がひりだしたうんこは崖の上から落下し、重力により加速するが、いずれ速度は一定になった。
これはうんこの空気の抵抗力および浮力と重力とが釣り合ったためにおこる。
このときの速度は、週末チンコ速度と呼ばれる(週末のチンコのように一定の精子を放出するというのが由来だと言われているが、諸説ある)。
しかし、スカトロスが何度もうんこをしていると、この週末チンコ速度はうんこの形状によって変わることが分かった。
スカトロスには正確にうんこの落下速度を計算しなければならない理由があった。
彼が屋根の上からうんこをするときに落下速度が分からなければ、通行人にうんこが当たってしまうのだ。
近所からものすごい勢いでクレームが来ていたスカトロスには死活問題であった。
うんこの形を球だと仮定した場合、そのうんこは半径 x の球と同じ週末チンコ速度を持つ。
この仮定した球の半径を、スカトロスはスカトロ半径と名付けた。
このスカトロ半径はアナルの半径と一致するのでは?と考えたスカトロスであったが、
あまり精度はよくなく、アナル量子力学とボーアナルという人物の登場まで待たなければならなかった。
次回はアナルの半径を物理的に計算し、アナル開発に尽力を注いだ偉大なるアナル物理学者アーヌス・ボーアナルについて語ります。
*参考文献
Scatolos A. et al., (1852) the Journal of anal science 142:156-85, 'Terminal velocity of the Unko',