あれってお母さんの死について歌ってるよね。
薄化粧した朝
忘れぬ約束した
花束を君に贈ろう
愛しい人
どんな言葉並べても
今日は贈ろう
花束を君に贈ろう
愛しい人
どんな言葉並べても
君を讃えるには足りないから
今日は贈ろう
宇多田ヒカルがすごいのは、曲を悲しい場面にも幸せな場面にも適用できるように作れるところだと思う。
今までもそうで、陰と陽が混じって揺らいでるようなところが宇多田ヒカルの特徴だよね。
花束を君にも、結婚式でも流せるし、死んだ人を思って歌うこともできる。
桜流しでもそうだったけど、宇多田ヒカルがこんなに負の方向へエモーション振り切った楽曲をつくることって今までなかったと思う。
もとからダウナーではあったけど、悲しみっていうより切なさと癒しの歌が多かったから。
UHSCvol.2の頃からだけど、伴奏もだいぶ変わったよね。
打ち込みで電子的なものメインだったのが、ピアノとか弦とドラムっていう基本構成を崩さないようにやってるんじゃないかと思う。
そうすることで歌声も際立っているし、前みたいに楽曲のなかで声を楽器の一部みたいに使うっていう方向じゃない。
だから新曲二つとも、シンプルに「歌」っていうものの力強さを感じるよね。
ライブで歌っているのを聞きたいって思ったな、珍しく。
今までの宇多田ヒカルのトラックは、それ自体で完成された音源という感じだったから、これも新しさを感じる部分だと思う。
もしかしたら歌の強さ、メッセージを伝える強さみたいなものは、お母さんへの意識なのかもね。
フルで聞かないとわかんないけど
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