今から日本の将来にとって、とても大事な話をします。特に進学校ヘ進学する人は、まず顔を上げて良く聴いてください。社会人にとって最も大切なことは、こどもを収入に応じてたくさん持つことです。これは多くの貯蓄を持ち物質的に豊かな生活を送ること以上に価値があります。
なぜなら、こどもが生まれなくなり社会を支える納税者が減ると、日本の国がなくなってしまうからです。しかも、現代社会においては充分な教育を受けた子供でなければ、立派な納税者になることはできません。充分な教育を受けさせることは、自身が教育を受けていない低所得者には不可能なことです。
「会社員は、収入に応じた数の子供を育て上げると、無料でMBAなどスキルアップの講座を受講でき、昇進できる権利を与えたら良い」と言った人がいますが、私も賛成です。子育てのあと、改めてキャリアを積み、更なる昇進を目指せば良いのです。子育ては、それ程価値のあることなのです。
もし、体の具合で、こどもに恵まれない人、結婚しない人も、親に恵まれないこどもを里親になって育てることはできます。
次に職業高校ヘ進学する人も特に良く聴いてください。出産は、高所得者だけの仕事ではありません。
人として育ててもらった以上、何らかの形で子供を持つことが、親に対する恩返しです。
出産したら、それで終わりではありません。その後、高所得者となってしっかり子供を養育できるよう、中学生の間にしっかり勉強しておくことです。少子化を防ぐことは、日本の未来を左右します。