2016-02-19

女性男性に劣る

ロリコン男性メンヘラ食い男は自分より弱い女性相手取ることで相手より上の立場から支配して気持ちよくなってる変態クソ野郎みたいな話あるじゃん

俺はああいうの、結構正しいと思う。

ロリコン云々はパッと思いついて挙げただけで本題ではないが、とにかく女性を組み敷くことに快感を覚える男はそれなりにいると思う。

あるいは普段の行動にまで現れていなくても、そのような感覚を潜在させている層ともなると、結構厚いのではないだろうか。

だけど俺は、そのことで彼らを攻めようとは思えない。

あれはある種の文化というか、それにより培われた(植え付けられた)ハビトゥスだと思うのだ。

女性を押さえつけるのに快感を覚えるのはなぜだろうか?

それは男性女性より優れた存在であり、そして我々が男性からだ。

自分より劣った存在である女性支配する立場」という感覚アイデンティティを置いている。

しかもそれは性意識と結びつく強いアイデンティティだ。

から、それを意識させない状況に比べると、女性を抑圧することができる状況や立場気持ちいい。

俺はまだ比較若い世代だと思うが、それでも子供の頃は「女は男に劣る」という風潮を感じていた。

あるいは今も変わっていないのかもしれない。

「女のくせに」とか「女は◯◯してりゃいいんだ」とか「女の腐ったような」といった、明らかに女性を格下扱いする言葉や振る舞いが当たり前のようにあった。

当然男女間では性差があるし、男性/女性それぞれの界からもたらされた固有の文化がある。

男性男性らしさを持っているし、女性女性らしさを持っている。

でも俺は、そこに優劣があるとは思えない。

優劣は何か目的を前提につけられるものだ。

例えば包丁アーミーナイフでは、食材の加工を目的とするか、戦闘目的とするかでその優劣が変わってくる。

だが人間自由存在だ。

何者かが十把一絡げに我々の目的や存立の前提を挿し込めるようなものではないと思う。

であれば当然、そこに優劣があろうはずもない。

だが、矛盾する思いがある。

俺は女性を組み敷いて、上の立場からものをいい放ちたい。

女性よりも上に立つことが気持ちいい。

この感覚気持ち悪い。

同じような感覚を持っている男性は少なくないのではないか。

理性では男女を公平に扱おうとしながらも、内面の奥底ではそれを阻害する感覚を持つ人が決して少数派だとは思わない。

そのような感覚は諦めるしかないだろうか。

一度植え付けられた規範を塗り替えることはできるだろうか。

そのはどのように達成することができるのだろうか。

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