なんでも、クラスの子たちから「汚い」とか言われていたらしい。
2学期から時々そういう理由で行きたがらなかったけど、なんとか励ましていた。
ところが、こないだクラスの子とちょっとトラブった時にウチの子だけ「人間として最低だ」と言われて完全に折れたようだ。
さすがに人格を否定するような発言はどうかと思って学校に連絡して教頭と担任と教務主任が同席する中で話し合いをした。
ウチの子の言うことを丸飲みしてもと思ったし、実際にいじめがあったかどうかわからなかったから、担任が味方だとわかれば卒業までの1ヵ月を乗り切れるという趣旨の話をした。
グズっていたウチの子を励まして学校に行かせたけど、次の日はダメだった。
クラスの子がウチの子が爪を噛む癖があるので、その手で触られたくないとかいう話を聞いていたそうだ。
なぜ、担任は話し合いの時にそのことを黙っていたのだろう。
彼等はなぜ隠していたのだろう。
教育委員会のホームページやいじめ相談ダイヤルによれば、そういうのはしっかり指導すべきとされている。
にもかかわらず、教頭、教務主任、担任はその事実を隠していた。
実際、いじめで自ら命を絶つ事件があったときに、いじめはないと言い張る学校の対応をニュースで何度も見たことがある。
彼等が評価にも関わることだから、大事にならないなら隠しておくほうがいいのだろう。
親に責任がある。
学校はいじめがあれば、それを正す指導をするところだし、親も当然に責任を負う。そう考えている。
だから、ウチの子には、人の嫌がることはしないように教えてきたし、学校であったことを毎日話させていた。
もちろん、ウチの子に全く非がないとは思わない。