評論家の方々などが「これから若者が2極化する。学生時代に、学級委員などを勤めた子は勝ち組になる」と述べます。その為、最近の子供は益々、学級委員になりたがるというわけです。
けれど、私は学級委員になりたがる人間が、真の意味でリーダーになりえるのか?といつも疑問に思うんです。というのは、学級委員というのは椅子が限られているわけです。
それを取るというのは、必然的にパイの奪い合いをするわけです。自分が生き残りたい、勝ち組に入りたい、だから椅子を奪う。
しかし、真のリーダーなら、そもそも限られたパイは譲り、本質的な問題解決に集中するのではないかと、思うんです。
容赦なくライバルを蹴落とせる思考回路をしている人も中にはいると思っている。ライバルと見たら意地悪も平気。人を痛めつけても心が傷つかない。
パイの奪い合いは、大抵、本質的な技能の磨き合い(健全な競争)
にはならず気の強い子が勝ちます。
学級委員をしてもリーダとしての経験値は上がると思うけれど、リーダーにふさわしい人格が磨けるかというと、どうも対局に思えてならない。しかし、ある意味で、そういう能力(パイを奪える生命力)としては高い子供なのだと思います。
権力を強い鬼ジジイや鬼ババアやつが握るのは当たり前だろ リーダーなんて、権力欲の豚にやらせておけ