2015-08-10

今更、キミキスアニメについて

今更だが、キミキスアニメを語る。

キミキス ~Pure Rouge~」は酷評されている。


曰く、キャラ改変。

曰く、ストーリー改変。

曰く、オリキャラ


それらをやり玉に挙げ、黒歴史とし、ヤシガニキャベツエンドレスエイトなどと一緒に語るのをよく見かける。

判る、どれも言ってることは理解できる。

でも、あの作品が一番に傷つけたのは、そういう物ではない。

あの作品が傷つけたのは、TLS系譜を組む、あのシリーズ本来持っていた、ファンに愛された、存在理由のものだ。


真田光一は酷い主人公とされ、「全部嘘だった」が有名だ。

ヒロイン星乃結美」は、なんだかわからないシナリオの都合で、最後に振られる。

転校を前に・・・


そう・・・・転校を前に・・・





ありえるか?

TLSシリーズ作品がだ。

【それまで付き合っていた】転校するヒロインを一瞬で振って、「摩央姉が良い」とノタマウのだ。

もちろん、TLSでは転校するのは自分であって、ヒロインではない。

でも、キミキスゲームで転校設定が出たときシリーズファンは誰もがTLSを思ったはず。


この作品がやったのは、原作レイプなんてレベルじゃぁないんだよ。

キミキスまで連なるTLSから系譜

そういうものの、否定なんだ。

シリーズの完全否定なんだよ。


途中からシナリオが摩央姉に傾いているのはわかってた。

でもまさか、転校ヒロインの結美と二股にして、結美を振るとかやらんだろと、どこかで思ってた。

でも、やりやがった。


当時の怨嗟渦巻く罵詈雑言の中でも、この点言及する人は少なかった。

シリーズファンの人は少ないのかなと思って黙っていた。

でも、また最近黒歴史の流れで名前を見かけたので、吐露したくなった。

あの流れなら、結美は友達ルートにすべきだった、決して、決して恋愛ルートにすべきじゃなかった。

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