技術者を抱える組織のマネージャーって、専門知識についても理解があって(もちろんほんとのエキスパートには敵わないけど)、
部下のそれぞれの担当領域の報告について、今後どう進めるかの決定権とその責任を持つ、という認識でいいのだろうか。
その決定によって、今後の方向性とそれに伴う予算やリソースが決まるわけだし。
部下の報告の方法は、ソフトウェアであれば、上司にソースコードや要求書読ませるのは職務放棄とは思うが、
取りうるいくつかの選択肢と、それぞれの長所短所とかかるコスト等の分析までしていれば最低限はOKだろう。
全部を定量的に可視化できれば理想だが、定量的に表現するのが簡単じゃない(時間や手間がすごくかかる)場合や、
そもそも方法が確立されていないような場合、可視化しきれなかった部分は仕事としてみなされない。
決定する対象にもよるが、自分が管理しているチームの定量化できない部分の事情にも理解を持ち、
ある程度アナログな決定ができるのがマネージャーとしての能力ではないかと自分は思っている。
全部定量的に示せたら、それ既にマネージャーの判断要らなくないですか。
専門知識とか、年々変化している技術動向や開発環境について、新たに勉強しようとしない人が出世して、
「俺がわかるように説明しろ」て言ってるのはなんでだろう。