常に誰にも尊重されてないと感じてる人にとっては「じゃあ誰か俺を尊重しろよ」って話なんだよな
尊重し、尊重されるループに入るための愛情の貯金がないんだよ。
親から種をもらって適切な環境でそれを育てて、花が咲いて実がなって
初めてその愛情っていう実を他人に分け与えることができるんだ。
種ももらえず、枯れ果てた土地で成長せざるをえなかった人間には
これを自分勝手なクズと思うなら、そう思える人間に育ててくれた親もしくはそれに準ずる人の存在に感謝するといい。
愛情を与えてくれる誰かがいたはずだ、それに気付けなかっただけだと思うかもしれないが
「これが愛情なのだ、自分は大切にされてるんだ」と気づくためにも
生まれてから物心つくまでに、一番身近な人間に愛情の作り方・増やし方を教われなかった人間は
成長してから自力でそれを習得しようとしてもかなりの努力と苦労を伴うし、できるようになるのも難しい。
それに愛情を教わらずに学校に入った時点で大多数の同級生に疎まれいじめの対象になり
人間不信がエスカレートしていく悪循環が始まるからほぼ不可能と言ってもいい。
もし多少マシになったとしても、ずっと愛情を浴びて正しく導かれた人間には遠く及ばない。
そうやって大人になってしまったら、「持てる者」から奪うことでしか
愛情・尊重・思いやり、そういった類のものを得る手段がないんだ。
結局は初期の教育、幼少期にどれだけ安心感を持てる環境に身を置いているか
それに尽きると思う
http://anond.hatelabo.jp/20150526204717